育児教育って必要なの?やる意味あるのかな?
こんな疑問に答えます。
結論、幼児教育は圧倒的にコスパの良い教育です。
極端なこと言えば、幼児教育だけをすれば教育は完了するといっても過言じゃありません。
本記事では実際に幼児教育に力を入れている私が、
幼児教育を語るうえで外せないいくつかの論文の要旨をかいつまんで紹介していきます!
本記事を読めば幼児教育をするメリットが理解できます。
子供に幼児教育をさせようか迷っている親御さんは必見の内容です。
- 文部科学省の幼児教育への見解
- 幼児教育を語る上で外せない論文や発表
- 幼児教育は究極にコスパの良い教育
- 幼児教育に興味がある人は幼児教室を検討しよう
- わたしがおすすめの幼児教室
文部科学省の幼児教育への見解
まずは日本の教育機関の最高峰である文部科学省が
幼児教育に対してどういった見解を出しているのか
チェックしましょう!
こういう時は偉い人たちの見解をまずチェック!
第1節 幼児期における教育の重要性
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/04102701/002.htm
【人の一生における幼児期の重要性】
・人の一生において,幼児期は,生涯にわたる人間形成の基礎が培われる極めて重要な時期である。幼児は,生活や遊びといった直接的・具体的な体験を通して,情緒的・知的な発達,あるいは社会性を涵養し,人間として,社会の一員として,より良く生きるための基礎を獲得していく。
【幼児期における教育の重要性】
・また,幼児期は,知的・感情的な面でも,また人間関係の面でも,日々急速に成長する時期でもあるため,この時期に経験しておかなければならないことを十分に行わせることは,将来,人間として充実した生活を送る上で不可欠である。
したがって,我々大人は,幼児期における教育が,その後の人間としての生き方を大きく左右する重要なものであることを認識し,子どもの育ちについて常に関心を払うことが必要である。
ざっくりまとめると、
人の一生において幼児期が非常に重要であり、
幼児期の教育がその後の人生を左右するといったことを言っていますね。
国の公式見解として
幼児教育が人生を左右する
とまで言っています!
幼児教育を語る上で外せない論文や発表
文部科学省が「幼児教育大事!」
と言っているのにはもちろん確固たる根拠があります。
幼児教育の必要性を語る上で外せない論文や発表が
各論文発表の内容を簡単に説明しますね!
ユニセフの2001年こども白書
「シナプス」という脳の神経の言葉は
聞いたことがある人も多いと思いますが、
ユニセフはシナプスについて
001年こども白書
https://www.unicef.or.jp/library/sowc/2001/pdf/haku.pdf
「0~3歳の時期の重要さ
生まれた瞬間やその後の数カ月から数年間は、幼い子どもが暮らしのなかで経験する接触、動き、情緒のすべてが脳内で爆発的な電気的、化学的活動に変換され、脳の何十億もの細胞がネットワークに組織され、何兆ものシナプスで結ばれる。」
と言っています。
脳の中でシナプスが結ばれるとどうなるの?
わかりやすく言うと、
結んだシナプス数の数が多いほど脳の使える容量が増える
と言われているんです。
「シナプスを結べば結ぶほど頭が良くなる」
という理解でもOK。
じゃあ”シナプスをどれだけ多く結べるか”が大事なんだね
そういうことです!
そして、シナプスを一番結べるチャンスが多いのが0~3歳の時期といわれているんです。
シナプス結ぶの大事
→シナプスは幼児教育でしか結べない
→だから幼児教育は大事
という流れです!
スキャモンの発達曲線
シナプスの話からもつながりますが、
スキャモンという学者によれば
人間の脳の80%は3歳までに発達するといわれており、
6歳になる時には95%が
完成していると言われています。
そんなに子供の時に完成しちゃうの?
そうなんです。
6歳といえば小学校に入るタイミングですが、
つまり小学生になるタイミングで塾に入れたりしても
手遅れになりやすいんです
ペリー就学前プロジェクト
3つ目はノーベル経済学賞も受賞した
ヘックマン教授の「ペリー就学前プロジェクト」。
40年間に渡って幼児教育を受けた子供と
受けていない子供のその後の人生に
どのような差が見られたのかを検証したものです。
40年間も!?すごい…しかも実際に子供を使って実験してるんだね
そうなんです、
それがこのプロジェクトの素晴らしいところで、
の2つはあくまで理論の話なのに対し、
この研究は人生にどういった差が出てくるのか
という実態に目を向けています。
この研究はその後のアメリカの政策にも
影響を与えたとされるほどの衝撃を与えましたが、
その結果をざっくりとまとめると以下のとおり。
- 幼児教育を受けた子の方がそうでない子と比較して
- 学校生活を通じての学力検査の成績が良かった
- 学歴が高かった
- 年収が多かった
- 持ち家を持っている率が高かった
- 生活保護受給率や逮捕者率が低かった
すごい!そんなに差が出ているんだ!
アメリカ政府が「幼児教育を大切にしよう!!」
と政策を打ち出したのも納得しますよね。
学歴や年収だけでなく
生活保護や逮捕者の率までも幼児教育は影響を与えるという結果が出たので
幼児教育をおろそかにする=アメリカの国力が下がると考えたわけです。
幼児教育を受けさせないのは
とてもリスクが高いということです
幼児教育は究極にコスパの良い教育
内閣府が出している統計調査によれば、
子供一人を幼稚園から大学まで行かせた場合の教育費は1,150万円~2,000万円程度といわれています(公立か私立かで違います)。
幼児教育の費用は月1万の月謝を5年(1~6歳)とすると60万円となり、トータルの教育費の5%以下。
つまり、たった5%以下の出費で、
脳の90%が作られる一番大事な時期に意味のある教育をすることができます。
これ超絶コスパ良いです!
早くから子供に学ぶ習慣がついていれば、
何十万円もする中学高校の塾・予備校に通わせる必要がなくなりますし、
生まれてから最初の数年子供と一緒に楽しく学ぶだけで、
あとは自分一人で頑張れる子供になってくれるんです。
たった60万円の投資でそのあとの教育を楽にする、
これが幼児教育の一番魅力的な部分です。
脳の95%が作られる幼児時期に教育せずに、
脳の5%しか作られない小学生以降に
教育するなんてあまりに非効率ですよね。
小学生になってから塾に入れるなんて無駄すぎます…。
幼児教育に興味がある方は幼児教室を検討してみて!
幼児教育の重要性はわかったけど
具体的にどうすればいいのかな?
という人は幼児教室に通わせることを検討しましょう。
幼児教室って…まだ生まれたばかりなのに早くない?
と思われるかもしれないですがそんなことありません。
教室によっては0か月から、
なんなら生まれる前から通える教室もありますし、
幼児教室は
- 幼児教育のやり方を保護者が習う
というのも大きな目的です。
一緒に過ごす時間が一番長いのはママパパですからね!
一番大事な幼児教育を独学やるのは無理があるので、
しっかりとプロの先生から教わって楽しくお子さんと学びましょう!
おすすめの幼児教室
幼児教室ってにはどんなところがあるの?
わたしがおすすめしている知育系の幼児教室は以下の3校。
- ベビーパーク
- EQWELチャイルドアカデミー
- ドラキッズ
幼児教室の選び方やおすすめ校の特徴は
こちらの記事で紹介しているので見てみてください。
合わせて読みたい
>>知育系の幼児教室おすすめ3校+1【人気校を徹底比較】
幼児教育は超重要!今すぐ幼児教育を始めよう!
幼児教育は究極にコスパの良い幼児教育です。
子供の人生が豊かになるのはもちろん、
幸せに生きる子供に影響されて
ママもパパも毎日が楽しくなります!
うちの息子も幼児教育をとても楽しんでいます!
幼児教室の体験や資料請求をすると
色々と分かると思うので、
まずはそこから始めてみましょう!
それでは!
ちなみに今回参考にした文献や資料は↓です!
興味のある方はチェックしてみてください。
- 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について
- 平成28年度 子供の貧困に関する新たな指標の開発に向けた調査研究 報告書
- 発育発達とScammonの発育曲線
- Scammon, R, E. (1930). The measurement of the body in childhood, In Harris, J, A., Jackson., C, M., Paterson, D, G. and Scammon, R, E.(Eds). The Measurement of Man, Univ. of Minnesota Press, Minneapolis.
- Gallahue, D, L. (1982). Understanding motor development in children. John Wiley & Sons.
- Lawrence J. Schweinhart, Ph.D. “The High/Scope Perry Preschool Study Through Age 40”
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